2010年4月20日火曜日
カリーの踊り
鮮やかな絵の具で塗ったような水色の川の前の景色にみずみずしい草とやさしいピンク色の鼻。はっとする、・・・・・・精神病棟から抜け出してきたと思われる神様にすべてを捧げた相を表す正直なやさしさとその性質そのものが見た目にもみなぎった娘が現れ、草むらで花を摘みながら踊りだす。素っ裸だ。白い河原に飛び出すと小石が撹乱されて渦のように飛び上がり、砂が舞って娘を覆い囲む。太陽が娘の身体を木漏れ日として見せる。深海のような空だ。かわいらしさ・いじらしさ・・・・・・ピンクの鼻が見える・・・・・・大いなる広がり・・・・・・虚無! 「何もないということはこういうことか。まさかこんなにも激しいものだとは」よもや。たまさかに。たまゆらに。白い河原。生きているということはこんな感じだよと教えてくるうるさい草ども。しっかりとした水面だ。パレットが黒に染まる。偽善という黒に。パレットの上に娘が限りなく微小化された形態を取り、踊りだす・・・・・・山を淡くする煙を唯一の食事としながら。この山谷川海を安心の家とし、動物はそれ以上にもそれ以下にもなる。神のように空の雲の上にいるわけではない凡庸な河原に踊る娘。
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ヒンドゥーの怒りの神である。
返信削除この断片が中心作品である。
あとあとで、
「踊りながら死ぬ」という物語に拡大した。